No.14 大切なこと本当のこと
前回のコラムで紹介した【大切な天使たち】は、いつの時代にも存在してるのです。
そして、それは人類のために存在しているのかもしれません。
今から紹介するお話は、【本当のことだから~1/4の奇跡】という擁護学校の山本加津子先生という方のドキュメント映画の中で加津子先生が紹介されたお話です。
その大昔、アフリカでマラリアという伝染病が発生しました。
感染したら死亡率100%という、おそろしい伝染病。
たくさんの死者がでました。
アフリカは滅亡するはずが、なんと伝染病にかからなかった人たちが1/4いたというのです。
そして、その1/4の人たちの血液を調べたところ、感染した人の赤血球と、その1/4の人たちの赤血球の型が違っていたそうなんです。
1/4の人たちの赤血球は、鎌形赤血球という形をしていたそうで、なんとその鎌形赤血球の人たちは障害者だったそうです。
ということはアフリカは、この障害者の人たちのおかげで滅亡を防ぐ事ができたってわけなんです。
ペルーの壁画なんかには、指が6本ある人が真ん中でその人を囲む絵があったり、障害をもっている人は神様だという扱いでした。
それが今の日本はどうでしょうか?
施設や制度はあるかもしれませんが、それを利用できるかというと現実的には追いついてないのが現状です。
施設にいきたくても車をとめるところがない。
または送迎もととのっていない、利用したくても利用できないという声を良く耳にします。
だれもがその立場にならないとわからないのが事実です。
だからこそ、かかわりをもって行く事が大切だと思うんです。
身近に障害者の人がいないと、どう接していいかわからないのも確かです。
障害といっても数えきれない障害があります。
障害者本人の理解をする為には、障害者を支える家族や、周りの人たちとかかわれるような機会が、もっと増えるといいな~と思っています。
そこで、障害を理解するという事が、何よりも先なのかもしれないですね!
そして私たちにメッセージを送ってくれていることに気付けたら、今の福祉の体制もきっとかわることでしょう。
大切な天使たちありがとう~
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