身近な出来事や、情報、イベントなどをレポートします。身近で起こるあんなことやこんなこと。皆さんからの情報をお待ちしております。 レポートして!こんな事やってるよ!と、どしどしお知らせ下さい。
全国のあらゆる場所で、今「打ち水」による効果を広めようという活動が行われています。
打ち水とは・・・道路や庭に水をまいて、ホコリを抑えたり、夏場の夕方に水をまくことによって、水分の蒸発時に気温を下げる効果があります。
日本では昔からの風習として残る文化です。
にっしんココロの里ふれんず代表の島田さんは、環境問題に高い関心を持っておられ、日々の活動から今回のイベントの実現へと繋がったようです。
イベントの様子と、にっしんココロの里ふれんずについてレポートします。
(※打ち水は日中を避け、朝夕の涼しい時刻に行いましょう)
イベント開始時刻が近くなると、だんだんと人が多くなってきました。
皆さん、手にペットボトルなどを持っています。
今回、にっしんココロの里ふれんずの呼びかけで「打ち水大作戦」に参加するため、打ち水用の水を持っておられるのです。
子供達は浴衣姿・・・開始時刻までの間、虫をとったり、コマ回しで遊んだりと、何だか昔懐かしい風景を見ているようでした。
こういうイベントで地域のコミュニケーションが活性化する・・・とてもいいことですね!
今も京都の町屋辺りでは、夕刻になると家の前に打ち水をし、ご近所と少しお話する風景が見られます。
打ち水には、地面を冷やすだけでなく、こういう効果もあるのかと、しみじみ日本の良い文化を感じました。
まず、打ち水前に地表の温度を測定します。
さて、いよいよ、みんな輪になり「打ち水」開始!
手に手に、水を撒いていくと・・・
顔にあたる風が、何だか、気持ち涼しい~♪
打ち水体感です。
そこで、打ち水後の地表面の温度を再度、測定。
打ち水前 → 31.2度
打ち水後 → 29.0度
ハッキリと効果が現れています。
気温の高い日には、もっと如実に効果を実感出来るそうです。
◆市会議員の山根みちよさんと中村君
このイベントには、面白い応援団が来ていました。
なんと、一人応援団「中村優」君です。
日進の大学の通う彼は、応援をすることが趣味とのユニークな人材です。
「フレーフレー」と元気にこのイベントを応援してくれました。
そして、イベントの実現に協力された山根みちよさんです。
自身のブログでも、様子を綴っておられます。
◆音楽教室ぴあにっしも ピアノの渡部先生
にっしんココロの里フレンズ代表の島田さんが作詞作曲された歌を、ピアノの先生演奏の元、みんなで合唱。
フレーズが心に残るいい楽曲です♪
◆市の産業振興課の岡田さん
岡田さん自身も「LOVEにっしん」を立ち上げ、町の清掃活動などをなさっておられます。
この日は、市民農園で採れた野菜を持って応援に!
取材者 :環境問題に関心が高くなったのには、何か理由が?
島田さん :独身時代に冷房病になったのがきっかけです。
看護学校の寮で生活していて、毎日クーラー付けの日々・・・夏になると食欲が無くなり体調が悪くなっていました。
そこで、ふと子供の頃のクーラーの無い生活を思い出し、クーラーの無い生活を実践してみると、食欲が戻り体調も戻ったのです!
結婚してからも夫はクーラーが大好きでしたが、体調不良を訴えていたので、クーラーの無い昔ながらの生活を実践。涼しく暮らす工夫を続けていました。
そんな事から環境問題に関心が高くなり、市の環境基本計画策定委員になったり、緑の基本計画に参加したりしてきました。
そんな経緯もあり、今後も活動していく思いで「にっしんココロの里ふれんず」を立ち上げました。
にっしんココロの里ふれんずのメンバーの中には、島田さんの他に、食に問題意識の焦点を合わせた「にっしんつながる食マルシェ」の二村さん、マクロビやシュタイナー育児を実践しておられる津田さんなど、みなさん主婦の方達ですが、環境問題・食の安全など様々な問題意識を持っておられます。
今後も、緑・農・食などをテーマに、いろいろな活動をしていく予定とのことでした。
一人一人の意識が、繋がり、大きな力となって地域を変えていく。
そんな動きの一環を、この取材で感じました。
打ち上げのビアパーティに参加させて頂き、みなさんとお話させて頂いて、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
その席に、代表島田さんのご主人がおられたので、奥様の活動についてお話を伺いました。
「反対では無いけれど、やり過ぎは困る・・・でも、結果的に良いことがたくさんある」と少しシャイなお答えでしたが、奥様の自然に暮らす事の実践で、体調が戻ったり、添加物のない美味しい物を舌が覚えたりと、良いことがたくさんあるようです。
とっても素敵なご夫婦でした。
男性と女性では、目線や感じ方が少し違うようですが、お互いが良い影響を与えられるというのは、いい事だなあ~と想いました。
イベントの成功を祝して、みんなで乾杯~!